2月12日 陰謀から守られて

使徒の働き23章12節~35節

ユダヤ人の最高法院はパウロの発言から論争に発展し中断となりました.この論争はますますはげしくなり,パウロを暗殺しようとする陰謀が画策されるまでとなりました.このような陰謀があることを千人隊長が聞くところとなり,事態はさらに難しい状況になったと判断した千人隊長は,カイサリア総督フェリクスに報告し,今後の裁判を引き継ぐように手配することにしました.パウロを暗殺しようとする者たちを警戒し,大勢の護衛を付けてパウロは護送され,カイサリアに無事に到着することが出来ました.パウロは依然として囚われの身として扱われていきますが,結果として,陰謀を企てていた者たちの手からは守られました.こうしてパウロは,少しずつですが,ローマへと向かう新たな道のりを歩み始めていきました.主のなされることは最善であることを覚えていきましょう.

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