2月19日 どのような時にも最善を尽くす

使徒の働き24章1節~27節

パウロはカイサリアへ移送され,総督フェリクスの下,エルサレムからやって来た大祭司アナニアと長老たちの訴えによる取り調べと裁判が行われました.アナニアの訴えは一方的なもので,パウロに対する嫌悪感をあらわにし,それを聞いていたユダヤ人たちも同調して訴えました.それに対してパウロの弁明は理路整然としており,パウロは臆することなく語り続けました.フェリクスは判決を下すとしながらも,パウロが正義と節制と来るべき裁きについて論じたことに恐れを覚えるようになり(25),また一方でパウロから賄賂を得ようと考えたり,ユダヤ人たちの機嫌をとろうとも考えて,その後2年にも亘ってパウロを監禁し続けました.何も事態が動かないまま時間だけが過ぎていきましたが,パウロは福音を語り,なすべき最善を尽くし続けていきました.

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