礼拝6月22日 立ち上がって実行しなさい
歴代誌第一22章1節~17節
◇神の宮の建設はダビデに始まり、その子ソロモンが建設を受継ぎ、親子二代に渡る大事業でした。ダビデに志が与えられたことでありましたが、戦乱の中で多くの人の血を流してきたことから、ダビデ自身が建設することを主は退けられました。そうした神のみこころを受けてダビデは建設に関わる多くの準備に労力と時間を費やし、最終的にソロモンへと受継がれていくようにしました。
◇この神の宮の建設の大きな目的はダビデやソロモンの名声が響き渡るようにするためではなく、「主がイスラエルのためにモーセに命じられた掟と定めをあなたがたが守り行うなら、あなたは栄える。強くあれ。雄々しくあれ。恐れてはならない。おののいてはならない。」(13)と言われているように、イスラエルの民が主の掟と定めを守り行うためのものであるということであり、それは結果として、主の祝福にあずかっていくことになるためでした。
◇多くのものを用い、多くの人を用いて、神の宮を建設していくということは大事業で、まだ若いソロモンには助けが必要でした。ダビデはソロモンを励まして、「立ち上がって、実行しなさい。主があなたとともにいてくださるように。」(16)と言いました。
◇私たちも主にあって励ましを頂いて、立ち上がっていきたいと思います。