8月29日 仰ぎ見れば生きる

民数記21章4節〜9節
イスラエルの民は荒野の旅を続け,その苦しい旅に疲れ,不平不満を言うようになりました(5).神は,そのような民に対して燃える蛇を送られ,その蛇にかまれた多くの民が死にました.民たちは自らの罪を悔い改めて,モーセに燃える蛇を取り除いて下さるよう求めました(7).神はモーセを通して,燃える蛇をつくり旗竿の上につけて,それを仰ぎ見れば生きると言われました(8).さばきの象徴として送られた燃える蛇が,神に命じられて青銅でつくった蛇を掲げ,それを仰ぎ見た者が生きるという救いと祝福の象徴となりました.このことは,やがて十字架につけられさばかれたキリストが,復活され,キリストの十字架が救いの象徴となることと重ねて見ることが出来ます.今日,キリストを仰ぎ見る者が,その信仰によって生きることを覚えたいと思います.

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