2月2日 手も心も神に向けよう


旧約聖書 哀歌3章40節〜66節
ユダの民はエルサレム陥落とバビロン捕囚を経験し,どんなに悲惨な出来事であったかということを歌っているのが「哀歌」です.今日の箇所は,そのような中で,「私たちの道を尋ね調べて,主のもとに立ち返ろう」(40)と呼びかけ,つまり悔い改めへの招きがなされた箇所です.この箇所で注目したいことは,悔い改めとは何かということを教えています.それは,第一に,良く自己吟味して,問題は何であったかを調べることに始まります(40).第二に,涙の伴う嘆き,悲しむということの重要性(48-50)です.涙が伴う悲しみは決して簡単なものではありませんが,痛み悲しむ涙は,やがて,嘆きが踊りに変わるように,永遠の喜びに変えられていくというのも主にあって真実なのです.まず,私たちの心が主に向けられていくことが重要なのです.

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です