1月26日 神の近くにいることがしあわせなのです


旧訳聖書 詩編73編13節~28節
詩編73編の作者であるアサフの問題意識は,世にあって理不尽な状況を見ることでした.悪者の方が一見栄えて見えてしまうということ.このような思いの中で,アサフにとっての一つの転機となったことは,「私は,神の聖所に入り,ついに,彼らの最後を悟った」(17)とあり,アサフは聖所(当時の神殿礼拝における神の聖所)で神の御前に礼拝をささげるべく導かれた時に,悟ったというのです.周りの状況に一喜一憂してしまう自分を,少しずつ諭し,助けを与えられていったのです(21〜23).そして,アサフが最後に与えられた確信は,「しかし私にとっては,神の近くにいることが,しあわせなのです」(28)でした.私たちも日々の歩みにあって,神が共にいて下さっていることを覚え,主を信じ歩む者とならせて頂きたいと思います.

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