6月16日 私を新しくするもの


旧約聖書 詩編51編10節〜13節
 詩編51編は,ダビデがバテシェバとの姦淫の罪を犯し,この一連の事を隠蔽しようとしていたところに,預言者ナタンが遣わされてきて,ダビデの罪を指摘し,悔い改めへと導かれていくという出来事が背景にあって歌われた詩編であると表題に記されています.この詩編の全体に罪の贖い,赦しを求めていく告白のことばで満ちています.この詩編は,人間が自らの罪の重さを前になんと無力であるかを示されています.ダビデは,そのような罪深さを覚え,願い求めているのは,「神よ,私にきよい心を造り,ゆるがない霊を私のうちに新しくして下さい」(16)ということでした.ダビデは,悔い改めと共に,自分の心と霊が一新されることが必要であることを覚えて主に求めていきました.私たちも同様にダビデにならって求めていかなくてはならないと思います.

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