7月16日 大きな力を現して下さい

民数記14章13節~25節

イスラエルの民は荒野を旅し,約束の地カナンを目指していきました.このカナンを目前にして,モーセは主のご命令により,各部族の代表者をその地の偵察に遣わしました.偵察隊が帰還して報告したのは,確かに乳と蜜の流れる大変肥沃なすばらしい地であるが,そこの先住民たちは力が強く,城壁に囲まれた大きな町々が築かれているということでした.この報告を聞いたイスラエルの民は大声で泣き叫び(1),エジプトの地で死んだ方がましだったと言い(2),さらにはエジプトに帰ろうとまで言う者まで出ました(4).
モーセは,改めて,荒野を行く旅路の中にも,昼は雲の柱,夜は火の柱のうちに主なる神がともにおられたこと(14)を思い起こすように民に語りかけ,大きな力を現して下さいと主に願い求めました(17).
モーセは,エジプトに帰ろうとまで言ったイスラエルの民の赦しを求めましたが,主は,み声に聞き従わなかった者は約束の地を踏むことはないと言われました(23) .どのような場合にも主の力に期待して従順に従うところに道が開かれてゆくことを覚えたいと思います.

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