8月12日 変えられたレアの思い

8月12日

旧約聖書 創世記29章31節〜30章13節
ヤコブはレアとラケルの2人の妻を迎えることになりました.ヤコブは「レアよりもラケルを愛していた」(30)とあるように,夫としてのヤコブの愛はラケルに向けられていることから,レアとラケルの姉妹には長らく緊張関係が続いていくこととなり,それは子どもを産んでいくことさえ,時には競うようにまでなり,夫婦関係が難しくなっていたことが分かります.当初,レアは子どもが生まれてくることによって夫ヤコブの気持ちが向けられてくるであろうと願いますが,なかなかそのようにならず,悩みが増すばかりでした.しかし,そのようなレアが「今度は主をほめたたえよう」(35)と告白するようになり,なかなか自分に振り向いてくれない夫ヤコブに執着するのではなく,神の御業に目を留め,神の解決に期待していくようになりました.

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