6月17日 成長させて下さる神

新約聖書 コリント人への第1の手紙 3章1~9節

コリント教会の中では,「「私はパウロにつく」「私はアポロに」「私はケパに」「私はキリストにつく」」(1:12)と言い,教会内にあって言い争って分裂している状態にありました.パウロはこのような混乱にあることを聞き,「わたしが植えて,アポロが水を注ぎました.しかし,成長させたのは神です.それで,大切なのは,植える者でも水を注ぐ者でもありません.成長させて下さる神なのです」(7~8)と教えられました.コリント教会の発展も人々が救われていくということにおいても,人の目に見える業に重きが置かれてしまい,見えざるも働かれている神の存在を無視して,議論だけが行われていくようになり,ついには裁き合うようにまでなってしまいました.私たちは,神の業によるとりあつかいがあり,成長に導かれるということを覚えたいと思います.

 

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