1月12日 長老と監督の任命

テトスへの手紙1章5節~9節[ビデオメッセージは⇒こちら

パウロはテトスに「町ごとに長老たちを任命するために」(5)クレタ島に残るよう指示しました。さらに、長老を任命するにあたり、具体的な資質として「非難されるところがなく、一人の妻の夫であり、子どもたちも信者で、放蕩を貴められたり、反抗的であったりしないこと」(6)との条件を示しました。
また、「監督は神の家を管理する者として、非難されるところのない者であるべきです。わがままでなく、短気でなく、酒飲みでなく、乱暴でなく、不正な利を求めず、むしろ、人をよくもてなし、善を愛し、慎み深く、正しく、敬虔で、自制心があり、教えにかなった信頼すべきみことばを、しっかり守っていなければなりません。健全な教えをもって励ましたり、反対する人たちを戒めたりすることができるようになるためです。」(7〜9)と詳細に述べています。長老も監督も教会を治め導いていく上で協力し合い、共に仕えていく働き人ですが、ここでは実践的な資質が問われていました。それはクレタ島の人々の気質が教会に大きく影響していたことが背景にありました(12)。長老も監督も人々から注目される故に、その家族も含めて証していく生活が求められていたということが分かります。
実生活にあって証のともなった生活をしていくということは大変なことでもありますが、実は基本であり、教会の建て上げと宣教に重要なことであることを教えられます。

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