6月15日 わたしと父とは一つです
ヨハネの福音書10章22節~30節[ビデオメッセージは⇒こちら]
◇エルサレムで宮きよめの祭りが行われている頃、イエスが神の宮のソロモンの回廊を歩いていると、ユダヤ人たちが、イエスに「あなたがキリストなら、はつきり言ってください。」(24)と言いましたが、イエスは「わたしは話したのに、あなたがたは信じません。私が父の名によって行うわざが、わたしについて証ししているのに、あなたがたは信じません。あなたがたがわたしの羊の群れに属していないからです。」(25~26)とお答えになりました。ユダヤ人たちの多くはイエスの語られる教えやその御業に触れながら信じようとさえしないでいることを指摘されました。イエスのなさることのすべては、父の名によつて、すなわち父なる神の御心であり、まさにイエスこそがメシアなるキリストであることを証ししていました。問題なのは、聞くだけでなくしっかりと聞き分ける耳を持たなくてはならないということでした。(27)
◇「わたしと父とは一つです。」(30)とイエスが言われるように、イエスの語られたみことばやその御業を通して、神ご自身がこの上なく確かな証しをされているということを覚えたいと思います。イエスがそうであったように、子が父と御思いが一つであったように、父の思いを受け継ぎ、次世代へと脈々と信仰が引き継がれていくことができるように祈っていきましょう。