12月4日 救い主の道備え

ルカの福音書1章5節~25節

キリストの到来は,まず,ザカリヤとエリサベツ夫妻が,後のバプテスマのヨハネをみごもることから導かれていきました.御使いを通してヨハネの誕生について告げられると,ザカリヤは困惑しながら「この私は年寄りですし,妻ももう年を取っています」と現実を受け止められません.この姿は,後の受胎告知の時のマリヤの姿に重なるものがあります.しかし,いずれの場合も,御使いによって告げられたことを受け止めるようになっていきます.ザカリヤは口がきけなくなりますが,エリサベツが身ごもったことを受けて,主のご計画がなされていることを確信していきました.主の救いは,小さき者の信仰が,大いなる救いのご計画が開かれ確かに導かれていく機会となりました.私たちも従順に従っていく信仰をもって待ち望む者とならせて頂きたいと思います.

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