8月22日 二人の人の祈り

ルカの福音書18章1節~14節
二人の人が祈るために宮に上ってきました.一人はパリサイ人,もう一人は取税人でした.パリサイ人は自らの正しさを主張し,他の人々,特に,近くにいた取税人を指して比較して自らを正当化するような祈りをしました.一方,取税人は,自分の罪深さを嘆き,神様からのあわれみをもとめていく祈りをささげました.イエス様は,この二人の祈りのうち,神に義と認められていったのは取税人の方の祈りであったと教えられました.祈りは誰かと比較して正当化するためにあるのではありません.また,自分の功績をたたえるためにあるものでもありません.パリサイ人のように自己正当化することで平安を得ようとしていないでしょうか.本当の平安は,神の赦しとあわれみを覚えていくところにあるのです.まさに,祈りは神のあわれみに期待しているから祈るのです.

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