6月6日 教会からの支援と配慮

テモテへの第一の手紙5章1節~16節

パウロはやもめとなった女性に対してどう対応していくべきかを教えています.当時,女性は社会的に軽視され,特に夫を亡くしたやもめの生活を支えていく事は大変大きな課題となっていたことが窺えます.パウロはやもめについて,「本当のやもめ」と「若いやもめ」というように,やもめとなった女性に一律に同じ対応をするのではなく,やもめとなったことを契機に生涯をささげて神に望みをおいて仕えていくようになるやもめ(5)に対しては,一定の生活を支えていくように勧めました.やもめとなったことで自堕落な生活をするようになってしまうやもめたちもいたようで,サタンに機会を与えることのないように注意しています(15).教会が支援していく時には,一定の原則のもとに配慮をもって行わなくてはならないことを教えています.

 

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