3月22日 主のみもとに行く恵み
旧約聖書エレミヤ書31章1節〜9節
主なる神は預言者エレミヤを通して,「永遠の愛をもって,わたしはあなたを愛した」(3)と呼びかけて言われました.やがて,イスラエルのバビロン捕囚により,町は陥落し国は崩壊してしまいますが,そのようなイスラエルに回復のビジョンが語られていきました.その回復のメッセージの最初に,「わたしはあなたを愛した」と愛を持って呼びかけられたのです.「見よ.わたしは彼らを北の国から連れ出し,地の果てから彼らを集める.その中には目の見えない者も足の萎えた者も,妊婦も産婦も共にいる.彼らは大集団をなして,ここに(シオンに)帰る」(8)と言われたのは,最終的にエルサレムへの帰還を果たすという約束の預言でした.神の御前に立ち返る時,それが何よりの祝福であることを教えています.私たちも祝福の基は主のもとにあることを覚え歩みましょう.