5月1日 柔和な者は幸いです

マタイの福音書5章1~12節

「柔和」というと一番に持つイメージは優しさと答える方が多いように思います.優しさということから一方で柔弱さをイメージする方もいるかと思います.聖書の言う「柔和な者」とは,何事においても争わず平穏無事を追求する人という事ではありません.「柔和」とは対人関係の中で発揮されるもので,自分の力に任せて他人を押しのけるのではなく,むしろ貪欲や復讐心から解放されて,人に譲ることが出来る人のことを言っています.このような人が本当の意味で地を受け継ぐ人となると言われています.どうして私たちは柔和な者となれるのでしょうか.それは,罪深い私たちが,罪を赦された者として神に受け入れられているという平安があるからです.だからこそ,すべてのことにおいて他者を優先する柔和さを持つ者となることが出来るのです.
(このメッセージのビデオファイルは5/8にupする予定です)

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