5月5日 善を行い,誠実を養え

詩編37編1節~7節[ビデオメッセージは⇒こちら

今年の年間聖句のミカ書6章8節にある「ただ公正を行い、誠実を愛し」というみことばを心に留めていく上で、今日の聖書箇所である詩篇37篇3節に注目していきたいと思います。詩篇37篇3節のみことばは、同義的並行法が使われています。つまり、「主に信頼し 善を行え」ということと、「地に住み 誠実を養え」ということは同じ意味のこととして言われています。私たちは「善を行う」、「誠実を養う」ということを世の中の一般原則のように捉えて、善い行いをして、まじめに生きるように勧められていると理解しているかもしれません。そのように理解することは全く的外れではありませんが、実はもっと強調されなくてはならないことがあります。それは、このことが神様との関係において勧められているという点です。「善を行う」ということについて、詩篇14篇1〜2節「善を行う者はいない。・・・悟る者 神を求める者がいるかどうかと。」とありますが、「善を行う者」とは「神を求める者]と同じ意味として言われています。同様に、「誠実を養う」という「誠実」は他の聖書箇所では「真実」と訳されており、この真実とは神へ真実を尽くすこと、つまりは広い意味では信仰のことを指しているのです。つまり、「善を行い、誠実を養え」とは単に正しく、まじめに生きると言うだけではなく、神への信仰を失うことなく、忠実に生きることが重要であると言われているみことばなのです。

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