9月24日 古い人を脱ぎ捨て新しい人を着なさい
コロサイ人への手紙3章1節~11節
パウロは,3章からキリスト者の歩みについて積極的に教え始めます.1節で,「こういうわけで,あなた方は,キリストともによみがえらされたのなら,上にあるものを求めなさい.」と勧め,イエスの復活のいのちのように新しく生きる者となった歩みは「上にあるものを求める」歩みであると言いました.私たちの目はどこに向けられているでしょうか.天におられるイエスを見上げ,天の御国のことを覚えて求めていく者とならせて頂きたいと思います.
また,パウロは,「あなた方は古い人をその行いとともに脱ぎ捨てて,新しい人を着たのです」(9-10)と教えました.古い人の行いとは,かつての,地上のことだけを思い,したいままにしてきた恥ずべき行い(5,8-9)のことであり,それらを脱ぎ捨てるように言ったのです.そして,「新しい人を着る」ということは,キリストのよみがえりのいのちに始まり,この新しさは,「神のかたちにしたがって新しくされ続けて」(10)と言われているように,継続的に日々新たにされることであり,キリストのように変えられた者となっていくことを指しています.改めて,私たちも主イエスのように変えられていくことを喜びつつ,主にあって歩んで行きたいと思います.