8月13日 暗闇の力から救い出して

コロサイ人への手紙1章13節~23節

救いとは何かということを一言で言うとすれば,13節にある,「御父は,私たちを暗闇の力から救い出して,愛する御子のご支配の中に移してくださいました」とのみことばで表すことが出来るかと思います.特に,「暗闇」から「御子の支配」に移されているということが重要です.私たちはどこか,自分の感情や感覚で救いを考えたり,理解しようとする傾向があるように思いますが,そうではなく,自分の位置がどこにあるのかが意識されていく必要があります.救いは,私たちが御子キリストのもとにあり,主と共にあるということであり,これが私たちの祝福であるからです.
パウロはコロサイ教会の人々に,御子イエス・キリストはどういうお方であるかを,さらに詳しく説明していきました.それは私たちの救いを,より理解させることでもあったので,この手紙の冒頭でも,早々と御子について語っています.御子イエス・キリストは天地創造の前から先在され(17) ,十字架の血により万物を和解させる方であることを(20)特に教えています.
今日,イエス・キリストを信じる私たちも,御子イエス・キリストの御業を覚え,その恵みのうちに生かされていることを覚えて,主に仕えつつ,歩んでいきましょう.

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