6月11日 黄金律の教え

ルカの福音書10章25節~37節

ある律法の専門家がイエスを試そうと「先生.何をしたら,永遠のいのちを受け継ぐことが出来るでしょうか.」と質問しました.イエスが,「律法には何と書いてありますか」と訊くと,彼は,「『あなたは心を尽くし,いのちを尽くし,知性を尽くして,あなたの神,主を愛しなさい.』また『あなたの隣人を自分のように愛しなさい.』とあります.」と答えました.イエスは,その答えは正しいと言われ,「それを実行しなさい.そうすれば,いのちを得ます.」と言われました.しかし,これを聞いた律法の専門家は,自分が律法にかなっている正しい者であることを示そうとして,「では,私の隣人とはだれですか.」と質問しました.そこで,イエスは「良きサマリア人のたとえ話」をされ,当時のユダヤ人からすると最も嫌っていたサマリヤ人が,傷ついた人を介抱して隣人となったように,そのように憐れみ深い行いを同じようにしなさいと教えられました.律法に正しく生きていると自認して生きるのではなく,どんな人に対しても愛を持って仕えていくことが,主を力強く証ししながら歩むことになることを今日の私たちも覚えて歩んでいきましょう.

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