3月26日 絶望の中でパウロを導かれる神
使徒の働き27章1節~44節
いよいよパウロはローマに向けて移送されることになりました.ローマに移送されていく途中,季節は変わり,海上を安全に進むのが困難に思われる中で急ぎローマを目指すあまり,ユーラクロンという暴風の嵐に遭い,難破し,流されるままに漂流生活を送ることになってしまい蒔いた.誰もが死を意識させられる中で,パウロだけが主からの導きを示され,「元気を出しなさい.あなたかたのうち,いのちを失う人は一人もありません.失われるのは船だけです」と言い,励ましていきました.結果,パウロの言ったとおり,陸地に近づいて座礁し,船は波にもまれて壊れていきましたが,乗船していた乗組員や囚人たちはいのちが守られて,全員が無事に陸地に上がることが出来ました.神はパウロのローマへの道を閉ざされること無く,確かに導き続けてくださったのでした.