9月11日 たとえ意見が分かれたとしても

使徒の働き15章28節~41節

エルサレム会議が終わり,間もなくして,パウロが「さあ,先に主のことばを宣べ伝えたすべての町で,兄弟たちがどうしているか,また行って見て来ようではありませんか」(36)と言って,第二次伝道旅行がスタートします.このとき,バルナバはマルコを一緒に連れて行くつもりでしたが,パウロは,先の伝道旅行の途中で引き返していったことを理由に反対し,議論は激しくなり,最終的にはパウロはシラスを伴い,バルナバはマルコを伴い,二手に分かれて出発することになりました.二手に分かれたことは,力が分散されるようで,一致できないような印象を持ちますが,しかし,福音宣教の観点から言えば,二手に分かれることによって,一層,福音は広く宣べ伝えられ,結果として急速に福音が広められていきました.ここに,主の最善があったのです.

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