9月19日 神の宮の礎が据えられたとき
エズラ記3章1~13節
エルサレムに帰還した民たちは,祭壇を築いて全焼の献げ物を献げ始め,バビロン捕囚から中断していた礼拝が再開されるようになりました.民たちがエルサレムに帰還して,2年目の第2の月に,ゼルバベルやヨシュアたちの指導により,神の宮の再建工事が開始され,その礎を据えるところまで工事が進められていきました.礎が据えられた時,「そして,彼らは主を賛美し,感謝しながら「主はまことにいつくしみ深い.その恵みはとこしえまでもイスラエルに」と歌を交わした.こうして,主の宮の礎が据えられたので,民はみな主を賛美して大声で叫んだ」(11)とあります.かつての華々しい神の宮を知っていた者たちの中には涙する者があったが,新たに再建工事が始められたことに限りない感謝をささげる者たちの声で,再建の一歩を踏むことができたのでした.