6月29日 すべての嘆き悲しむ者を慰めるために
イザヤ書61章1節~3節,マタイの福音書5章10節~16節.
◇昨年度インドで私たちの関係者6人がご逝去され、そのご遺族の非常に深い悲しみと嘆きを目の当たりにしてきました。キリストはそのご遺族の置かれた境遇の全てをご存知であられ「心の傷ついた者を癒やすため、すべての嘆き悲しむ者を慰めるために」そのご遺族のところに来てくださっておられる。
◇ヒンドウ一教の家族の中で成育したマヘーシュ兄は両親からの非常に強い反対を乗り越え受洗したが家庭内に大きな問題が生じ、周囲からも迫害された。彼は勤務との関係で主日礼拝への出席が困難になり信仰生活が不安定になることがあったが、出エジプト記20:8-11、マタイの福音書6:33に従い、主日礼拝に出席するために職場を変えると、さらに待遇の良い有名な会社に就職することが出来て主の祝福と恵みに感謝した。
◇多くの孤児を引き取り共に生活していた深い愛の持ち主プラヴィーン牧師が3月に死亡。彼はヒンドウ一教過激派グループにより虐殺されたと思われるが、警察は彼自身のバイク飲酒運転事故死と発表。ヒンドウ一教至上主義の政権が警察と共謀して事件の真相を隠ぺいするため偽りの発表をしたと語られている。教団•教派を超えて多くのクリスチャンが彼の死を悼み、「地の塩」「世の光」として死に至るまで忠実にキリストに従った主のしもべプラヴィーン牧師をほめたたえ、主と主の御国(天国)を見上げ、彼に倣い、主につき従おうとしている。