12月28日 イエスについて思い起こさせなさい

テモテへの手紙第二2章8節~14節
使徒パウロが若き伝道者テモテに書き送り、最後の手紙となったこの書簡には、数々の勧めが記されています。その中でも、今朝開いている箇所には、パウロからテモテへ、その働きのバトンを渡していくような、遺言にも似た轡きがあります。
「イエス・キリストのことを心に留めなさい。」(8)とはどう言う意味で語られたのでしょうか。私たちはイエスについて分かっているようで分かっていないところがあるのではないでしょうか。パウロは淡々とイエスについて語っていますが(8〜13)、最後のところで、「私たぢが真実でな くても、キリストは常に真実である。ご自分を否むことができないからである。」(13)と引用して語られているところに、今日の私たちも問われているところがあるのではないでしょうか。つまり、「キリストは常に真実である。」ということを文学通り受け留め、キリストを夢物語のようにではなく、事実として大胆に証していくことができたらと思います。
パウロは「これらのことを人々に思い起こさせなさい。」(14)と勧めました。「思い起こす」ということは、かつて聞いていほことを、改めて思い出させるように、ということです。
今日、キリストについて断片的にも聞いたことがある、教会に行っていたことがあるなど、さまざまな人々に改めてキリストを証していきたいと思います。

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