11月23日 私たちの神,主と心を一つにし

列王記第一8章54節~66節

ソロモン王は祈りをささげ終えて、会衆に向き直って祝福しました。「主は約束どおり、ご自分の民イスラエルに安住の地を与えてくださいました。しもベモーセを通してお告げになった良い約束はみな、一つも、地に落ちることはありませんでした。」(56)と言いましたが、つまり祝福の基は「神の約束どおり」であるということです。かって、モーセを用いられ、出エジプトを果たし、安住の地であるカナンへと入り、今、エルサレムに主の宮が建設されるまでになった道のりは、決して容易なことではありませんでしたが、神は約束をたがえることなく、決して民を「お見捨てになることはありません。」(57)でした
ソロモン王は民たちに、「あなたがたは、今日のように、私たちの神、主と心を一つにし、主の掟に歩み、主の命令を守らなければならないのです。」(61)と勧めました。まさに神を信じ生きる信仰者はソロモン王の勧めたことをしっかりと心に刻んだのではないかと思います。
神の宮(神殿)が完成し、礼拝がささげられ始めた「今日のように」(61)というこの日を忘れることなく、今日の私たちも「主と心を一つにし」(61)て歩むことにすべてが尽きるのだということを覚えていきたいと思います。

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