9月21日 御霊による一致を熱心に保ちなさい

エペソ人への手紙4章1節~10節 [ビデオメッセージは⇒こちら
パウロは「あなたがたは、召されたその召しにふさわしく歩みなさい。」(1)と勧めました。召しとはどのようなことでしょうか。パウロが言おうとした召しは、伝道者、牧師というような直接献身者というだけではなく、クリスチャンはだれもが召されているということ、キリストにあって召されている者であることを語っています。それゆえに、「その召しにふさわしく歩む」ことについて「謙遜と柔和の限りを尽くし、寛容を示し、愛をもって互いに耐え忍び、平和の絆で結ばれて、御霊による一致を熱心に保ちなさい。」(2〜3)と具体的な実践を持って歩むように勧めています。
ここにあげられている一つ一つの事柄は大変重要なことですが、最後に言われている「御霊による一致を熱心に保ちなさい。」は、これらさまざまなことを集約した勧めです。これまで、ユダヤ人と異邦人とが一つとされるという奥義について語ってきました。そのことをここでは「御霊による一致」というように語っており、人間の努力も必要に感じられますが、何より重要なのは御霊の働きです。4〜 5節において、「召しの望み」、「からだ」、「御霊」、「主J、「信仰」、「バプテスマ」など、これらが「一つ」とされるには御霊の働きがなくてはならないものです。
だからこそ、私たちは熱心に御霊を求めていかなくてはならないのです。同じ信仰、同じバプテスマの恵みが御霊によって一つとされていることを改めて覚えていきたいと思います。

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