9月14日 心のうちにキリストを住まわせて
エペソ人への手紙3章12節~21節
◇今日の聖書の箇所では、パウロは囚われの身になりながらもかえってキリス卜が崇められていくことを喜び、エペソ人だけでなく異邦人にもますます福音が宣べ伝えられていくことを願い祈りをささげています。
◇パウロは、「信仰によって、あなたがたの心のうちにキリストを住まわせてくださいますように。」(17)ととりなしの祈りをささげました。これはパウロ自身が囚われの身となりながらも、どんな時でも主キリストが共におられ、キリストの心で歩むことがどんなに幸いなことかを自覚しながら祈った祈りです。さらに、「そして、愛に根ざし、愛に基礎を置いているあなたがたが、すべての聖徒たちとともに、その広さ、長さ、高さ、深さがどれほどであるかを理解する力を持つようになり、人知をはるかに超えたキリストの愛を知ることができますように。」(17〜19)と祈りました。後に、エペソ教会は「あなたは初めの愛から離れてしまった。」(ヨハネ黙示録2:4)と問われてしまいますが、それだけにキリストの愛を知ることは何にもまして重要であることを教えています。
◇キリストの愛は一時にではなく、日々の信仰の歩みの中で、御霊の働きによって示され深められていくことを思います。
◇今日の私たちも、どのような時にも隣人に示されたキリストの愛にならい、互いに愛を深め合う歩みとなれるように祈っていきましょう。