4月13日 今日,パラダイスにいます
ルカの福音書23章33節~46節[ビデオメッセージは⇒こちら]
◇十字架刑に処せられたイエスは十字架上で7つのことばを残されました。その第一声は「父よ、彼らをお赦しください。彼らは、自分が何をしているかが分かっていないのです。」(34)との祈りのことばでした。このとりなしの祈りがささげられている十字架の下は、イエスの衣を奪い合う者たち、イエスを嘲り、罵る人々でー杯でした。まさに、何をしているかが分からない人々でした。それでも最初に、イエスがこのことばを残されたこと、そして、それは現代を生きる私たちにも向けて語られていることばであることを覚えたいと思います。
◇イエスと共に十字架刑に処せられた二人の罪人の一人は、何の罪をも犯されていないイエスの苦しまれている姿や祈る姿に触れ、「イエス様。あなたが御国に入られるときには、私を思い出してください。」(42)と言い、イエスは彼に、「まことに、あなたに言います。あなたは今日、わたしとともにパラダイスにいます。」(43)と語られました。この罪人は、自分の犯した罪の重さを覚えても、何も償うこともできず、ただイエスに「私を思い出してください。」と言うことしか出来ませんでした。しかし、この人がイエスに導かれてイエスと共に最初に御国に入った人であることは驚きでしかありません。
◇この人はイエスを十分知らなかったけれども、「この方こそパラダイス (御国)に入られるお方である」という確信が与えられていたということが重要であったと思うのです。
◇今日も、悔い改めてイエスを信じる者がゆるされ、神の国に入ることが約束されていることを覚えたいと思います。