12月29日 その大能の力によって強められなさい
エペソ人への手紙6章10節~24節[ビデオメッセージは⇒こちら]
◇今年一年の歩みを振り返り何を思い起こすでしょうか。良い時もあれば、悪い時もあったでしょうか。さまざまなことが起こり得る日々を歩む中で、信仰者としてどのように歩むべきか迷い悩んだかもしれません。
◇使徒パウロはエペソ教会の信徒たちへの手紙の最後に、「終わりに言います。主にあって、その大能の力によって強められなさい。」(10)と勧めました。
◇第一に、主なる神は大能の御力をもっておられるお方です。大能とは非常に優れた知力、能力を指しますが、それを持っているお方は神様の他なく、神様ご自身を指しているとも言えます。私たちはこの大能の神を日々、覚えて歩んできたかを振り返りたいと思います。
◇第二に、主なる大能の力は私たち信仰者を世にあって強めてくださる力であるということです。世にあって、権力、財力など私たちを強めると思われるさまざまな力を感じ、それを追い求めて生きていく傾向がありますが、本当の意味で求めていくべきは、神の大能の力である、と言うことです。そして、この御力こそが、世にあっての戦い(11~12)において最も必要な力であり、そこには勝利する力があります。神の武具(13〜17)はその御力のあらわれであり、これらをしっかり持って歩んでいきたいと思います。