12月15日 救い主の誕生の意味

ルカの福音書2章1節~7節,ピリピ人への手紙 2章6節~11節。
_皇帝アウグストゥスにより、住民登録をせよという勅令が出され、ヨセフとマリアはダビデの町ベツレヘムへ向かいました。ちょうどベツレヘムには多くの人々が集まり、ヨセフたちは宿泊する宿屋がありませんでしたが、家畜小屋に居場所を得て、ちょうどその時、救い主なるイエス様が誕生しました。イエス様は家畜の餌を入れる飼葉おけに寝かされました。神なるお方が人間となられ、最も小さな、最も貧しいところへとお出でくださった出来事でした。
_その救い主イエスの誕生は、神に背く罪人である人間たちの間に住まわれ、すべての人の罪を背負い、すべての人の罪の贖いのために十字架につくためでした。すべての人の罪が赦されるために、ご自身のいのちを犠牲にし、ささげるために来て下さったのです。「自らを低くして、死にまで、それも十字架の死にまで従われました。」(ピリピ2:8)とあるように、この十字架に神のみ旨が現わされ、神の愛がはっきりと示されたのでした。
_今日、私たちは、この救い主の誕生のご目的が十字架に向かわれるためであり、さらに、そのご生涯は、ご自身を低くされ、最も貧しくなられて来てくださったことを受けとめ、主の姿にならって、感謝しつつ、へりくだった者となって歩んでいけるように祈っていきましょう。

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