8月25日 私はあなた方とともにいる

ハガイ書1章1節~15節[ビデオメッセージは⇒こちら

ペルシャの王キュロスによってエルサレムへの帰還が許されたゼルバベルと大祭司ヨシュアを始めとする帰還民約4万5千人の者たちは、エルサレムに神殿を再建すべく当初は皆が一致して仕事に取りかかりましたが、そのうちにエルサレムに住み着いていた住民などによって妨害され、神殿再建は約15年にも渡って中断を余儀なくされていました。
そのような中で、預言者ハガイが遣わされて来て、「この宮が廃墟になっているのに、あなたがただけが板張りの家に住む時だろうか。」「あなたがたの歩みをよく考えよ。」(4~5)という,万軍の主のみことばを語りました.確かに妨害行為によって中断していたという不可抗力と思われることはあっても、真に問われていたのは、困難な中にも神殿再建のために本当に尽力してきたのか?妨害行為を理由にして、いつしか自分の生業ばかりに気が向いてしまって、本来の目的である主の宮の再建のことを忘れてしまっているのではないか?と問われたのです。「あなたがたの歩みをよく考えよ。」とのみことばは、今日の私たちにも問われていることを覚えたいと思います。そして、主は、「わたしは、あなたがたとともにいる。」(13)と語られました。人を恐れたり、問題を黙認したりするのではなく、まず、主がすべてにおいて導いて下さることを信じ、また、期待して、主と共に歩もうとする信仰が重要であるということを覚え、私たちも一歩前進していくことが出来たらと願います。

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