8月4日 はっきり見るべきもの

エペソ人への手紙1章15節~23節[ビデオメッセージは⇒こちら

パウロは投獄されている中、エペソ教会の信徒のことを思いこの書簡を送りました。パウロは獄中にあっても信徒一人一人のために祈りをささげていました(16)。獄中で祈りをささげていたパウロもそうでしたが、「はっきり見える」(18)ようにと、信仰者が信仰の目を開いて見るべきものをしっかり見るよう勧めました。それは、第一に「神の召しにより与えられる望み、受け継ぐ栄光」(18)、第二に、「神の大能の力ある働き」(19)、第三に、「キリストによる支配」(20〜22)であると言われました。これらのことは、ただ漠然と見るということではなく、意識的に、信仰を働かせて目が開かれるように見ることが必要であると思わされます。パウロは獄中という不自由な閉鎖された所にあっても、ごく近くに神がおられるという主の臨在を覚える中で、エペソ教会の信徒たちのために祈りました。その祈る姿から、キリストの支配、主の栄光と力ある働きを覚えていたということが分かります。わたしたちも祈りの営み中で、目が開かれていくということを覚えたいと思います。そして、パウロは教会について、「教会はキリストのからだであり、すべてのものをすべてのもので満たす方が満ちておられるところです。」(23)と言っているように、教会にある交わりの中での祈りは一眉信仰の目が開かれ、さらに、はっきりと確信をもって祈りつつ歩むことができるということを覚えたいと思います。

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