6月16日 求める者に与えられる父の心

ルカの福音書11章1節~13節[ビデオメッセージは⇒こちら

主イエスは弟子たちが祈りを教えて欲しいと願い出た時、私たちが今日もささげている「主の祈り」を教えて下さいました。そして主イエスが絶えず祈りをささげている姿を見て、弟子たちもその模範にならうようになりました。祈りにおいてもっとも重要なことは、その祈りを父なる神に向けてささげているということであり、そのためには父なる神がどのようなお方であるかを覚えて祈っていくことが大切です。
今日の箇所では、友人のためにパンを借りに来た者に対して、最初は、面倒を掛けないで欲しいと断りながらも、しつこく求めるのに対応せざるをえなくなったり(5〜8)、子どもが魚を求めているのに、蛇を与える父親はおらず(11)、卵を求めているのに、サソリを与える父親がいないというように(12)、求める者に最終的には応えてくれる父親の姿をたとえで示されました。
そして、「あなたがたは悪い者であっても、自分の子どもたちには良いものを与えることを知っています。それならなおのこと、天の父はご自分に求める者たちに聖霊を与えて くださいます。」(13)と主は言われました。天の父は、求める者には最善のものを与えようと思っていて下さるお方です。祈り求めていく時、その父のあわれみの心を覚えて祈っていきましよう。

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