12月31日 終わりから考えること
ヨハネの黙示録22章1節~21節
聖書66巻の最初の書である創世記では天地創造について書き記されており、最後の書であるヨハネの黙示録では、21章から,新しい天と新しい地を目撃した使徒ヨハネの証言が記され、最後の22章は、「しかり、わたしはすぐに来る。」(20)と、主の再臨の約束で締めくくられています。
聖書は未来について詳細に語ってはいなくても、はっきりとした終わりがあることを示しています。私たちはその終わりを覚え、目標として捉えて考えていくことが、混迷を極めていくように見える今日にあって重要です。
今日、黙示録が語ることは、一つは暗闇を消し去る神の光が私たちを照らし、この神が共におられるゆえに、悲しみ、苦しみは消え去ること(5)。また、不正を行う者にはますます不正を行なわせ、正しい者には、ますます正しいことを行わせるということ(11)。さらに、自分の衣を洗う者こそが、神の都に入って行けること(14)。そして最後に、主の再臨を待ち望む者に与えられるいのちの水があること(17)です。
これらのことを日頃から覚えつつ、主の御心を求め従い歩んで行こうとする者を、主は祝福してくださるということを覚え歩んでいきたいと思います。