7月2日 主を心に据える信仰

申命記8章1節~20節

今日の聖書箇所,申命記8章では,荒野の40年間の旅の目的は,「あなたを苦しめて,あなたを試し,あなたがその命令を守るかどうか,あなたの心のうちにあるものを知るためであった」(2)と明かされます.この40年間の旅は単にイスラエルの民を苦しめるためではなく,苦しみや試みを通して,心のうちにあるものが明らかにされるためであったということを,今日の私たちも改めて覚えたいと思います.私たちも,時にある苦難をいぶかしく思うのではなく,そこには必ず主なる神のご意志,御心があることを覚えたいと思います.そして,「あなたは心のうちで『私の力,私の手の力がこの富を築き上げたのだ』と言わないように気をつけなさい.」と警告されています.今日の私たちも改めて覚えたいことは,「あなたの神,主を心に据えなさい」(18)ということに尽きるかと思います.私たちの心が主のものとされているように,日々,主と共に歩む者とならせて頂きたいと思います.

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