10月24日 神の守りを求めて~断食と祈り~
エズラ記8章21節~36節
エルサレムに帰還することを決断したエズラは,まず最初に,集まってきた人々に断食を布告しました.それは,これから旅立つに当たって道中の無事をを祈るためでした(21).エズラたち一行は,神の宮でのささげものの必要のために,たくさんの財産を持って行かなくてはなりませんでしたが,このための護衛をつけてもらうように王に求めませんでした.それは,いついかなる時にも神の守りを求めていくエズラの信仰の姿勢がそうさせたのでした(22).そして,エズラたち一行の約4か月に及ぶ旅は守られ,無事にエルサレムに到着しました(31).この旅は,決して安易ではなく,民たちはそれぞれに最善を尽くして旅を続けましたが,見えざるも神の助けと守りがあって,すべてのことが導かれたのでした.私たちも主の守りに期待して祈りましょう.