8月4日 罪からの解放
新約聖書 ローマ人への手紙6章5節〜7節
パウロは,「キリスト・イエスにつくバプテスマ」(3)ということから,信じる私たちにキリストの死といのちにあずからせることを教えられましたが,今日の箇所では,そのことに更に説明を加えるように教えられており,そのキーワードが「キリストにつぎ合わされて」(5)ということばに見ることが出来ます.そして,このことは「私たちの古い人がキリスとともに十字架につけられる」(6)こととの関係で教えられていることに注目したいと思います.つまり,キリストの十字架は,いつの時代でも,誰であっても,主イエスを信じる信仰が,「キリストにつぎ合わせられる」のであって,キリストの死の意味は,私たちを罪の支配から解放させて下さると教えられているのです.