7月28日 キリストの死にあずかるバプテスマ
新約聖書 ローマ人への手紙6章1節〜4節
「キリスト・イエスにつくバプテスマ」(3)とは,文字通りキリストの中へバプテスマされることで,バプテスマという言葉の意味は,「沈み込む,浸す」という意味があり,これらのことから,「キリストにつくバプテスマ」とは,信仰の結果としてキリストとの一体性,結合されたことを意味しています.そして,このキリストとの結合により,キリストの死にもあずかり,同時に,キリストの復活にもあずかる者とされたこと(4)を教えています.これらのことは,今日,内的には信仰によって,外的にはバプテスマ(洗礼)によって,あずかっています.バプテスマは神の恵みであり,キリスト者として歩み出すすべての者のスタートはここに始まることが教えられているのです.