9月9日 神に頼って旅立つ時
旧約聖書 創世記31章17節〜35節
ヤコブ一家はいよいよハランを旅たち,郷里カナンをめざして出発しました.ラケルは父ラバンのもとからテラフィムを持ち出してしまい,このことはヤコブが責められる要因となりうることでもありました.ヤコブたちが出発して,ラバンたちは気付き,ヤコブたちを追いかけていき,早速,テラフィムを盗んだと指摘してきました(30).しかし,この一件については,すでにラバンが出発する前から神が介入され(24),さらにはラケルがとっさにラクダの鞍の下にテラフィムを隠し,決定的な対立に至ることなく事なきを得ることができました.なぜ,ラケルがテラフィムを持ち出したか分かりませんが,神はヤコブ一家のすべてのことをご存知で,すべてに最善をもって導いて下さいました.私たちは真の神の導きを期待して歩むものとならせて頂きたいと思います.