10月12日 キリストのように生きる

エペソ人への手紙4章25節~32節
パウロは「新しい人を着る」(4:24)ことを勧め、キリストのからだなる教会に連なる者として、キリストの心で、キリストのように生きる姿について、25節から具体的に示し教えました。
「ですから、あなたがたは偽りを捨て、それぞれ隣人に対して真実を語りなさい。私たちは互いに、からだの一部分なのです。」(25)とあるように、まずは「真実を語る」ことが重要です。先の15節でも「むしろ、愛をもって真理を語り」と言っていたように、これは大原則です。世にあって、不正、偽りに満ちた中で、キリスト者が主の真理を語り、誠実に証して歩むことは大切なことです。
「悪魔に機会を与えないようにしなさい。」(27)と言われていることも大原則の一つです。私たちの心は世にある誘惑に向きやすく、罪を犯しやすい弱い者です。悪魔はいつも人の心のすきを狙っています。主イエスが荒野で悪魔の試み、誘惑にあった時、常にみことばによって、主の霊に導かれて対応した姿が模範です。
「互いに親切にし、優しい心で赦し合いなさい。神も、キリストにおいてあなたがたを赦してくださったのです。」(32)という勧めにある「赦し合う」ことを、私たちの歩みの基本にしていきたいと思います。私たちも主に赦して頂いた者として、この赦しの恵みを証していきたいと思います。

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