10月5日 新しい人を着る

エペソ人への手紙4章17節~24節 [ビデオメッセージは⇒こちら
パウロはキリストのからだなる教会について、「愛のうちに建てられる」(16)と語ってから、今一度、厳粛な思いで勧めをしました。
第一に、「異邦人がむなしい心で歩んでいるように歩んではなりません。」(16)と勧めました。かつては、神から離れ無感覚になり不潔な行いを貪るような歩みをしていたことから救われた者であることを確認するように勧めました。
第二に、「古い人を脱ぎ捨てる」(22)ように勧めました。主イエスを信じる以前の歩みを振り返り、あらゆる情欲や腐敗していく古い自分を捨て去るように勧めました。
第三に、「あなたがたが霊と心において新しくされ続け、真理に基づく義と聖をもって、神にかたどり造られた新しい人を着ることでした。」(23~24)と勧めました。この「神にかたどり造られた新しい人を着る」ということは、ある面、神の御業であり、私たち主イエスを信じ救われた者が新しく造り変えられていくことであり、その新しい人とは、キリストのように造り変えられていくこと、キリストの心で歩むようになる人のことを意味しています。さらに「新しい人を着る」という業は、「霊と心において新しくされ続け」とあるように、絶えず継続的な御霊の導きの中でなされていくというところがあり、そのためには、私たちも絶えず、御霊の導きに従い、ゆだねていくことが求められているのです。

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