7月28日 私を遣わされたのは神なのです
創世記45章1節~20節[ビデオメッセージは⇒こちら]
エジプトの宰相となったヨセフでしたが、そこに、世界中が飢饉となり、食料の買い付けのために、かってヨセフを奴隷として売り払った自分の兄弟たちがやってきました。ヨセフは自分の正体を隠すようにして兄弟たちに辛く当たりながらも、家族を気遣い、食料を持たせて送り返したりしていました。そのような中で、兄弟たちが自分にしたかつての仕業を悔いている姿を見、心打たれます。ヨセフは、ついに自分の正体を明かし、兄弟たちと和解していきました。
その際に、ヨセフは「私をここに売ったことで、今、心を痛めたり自分を責めたりしないでください。神はあなたがたより先に私を遣わし、いのちを救うようにしてくださいました。」(5)、「ですから、私をここに遣わしたのは、あなたがたではなく、神なのです。」(8)と言いました。ヨセフのことばに兄弟たちは安堵しましたが,それ以上に、このことには神の深い摂理があったことを告げたのです。ヨセフは奴隷として売られ、潔白でありながら投獄されたり、不幸に思われる出来事やさまざまな試練を通ってきましたが,つねに主はヨセフとともにいてくださいました.ヨセフが,すべてのことは最善であったと兄弟たちに語っていたことを今日の私たちも覚えたいと思います。
私たちも今あることに不安や疑問があっても、神に信頼して歩む時に、後に悟るようになる,神のご計画があること、最善があることを覚えて歩んで参りたいと思います。