6月23日 二人か三人が主の名によって集まるところに
マタイの福音書18章18節~20節[ビデオメッセージは⇒こちら]
マタイの福音書18章では、弟子たちがイエスに「天の御国では、いったいだれが一番偉いのですか。」(18:1)と質問したのに対して、イエスが答えて教えられた内容について記されています。弟子たちは事あるごとに、一番偉いのは誰かという議論ばかりしていました。イエスは、誰が偉いかということに直接的には答えておらず、 一人の子どもを示されて、「子どもたちのようにならなければ、決して天の御国に入れません。」(3)と言われ、天の御国に入ることの重要性と天の御国の民にふさわしく生きる原則的なことを教えられました。
そして、今朝の聖書箇所もその流れの中で教えられています。「まことに、あなたがたに言います。何でもあなたがたが地上でつなぐことは天でもつながれ、何でもあなたがたが地上で解くことは天でも解かれます。」(18)と言われ,弟子たちの業が,天の御国、神の権威に基づいていることを示しています。それ故に、「どんなことでも地上で心を一つにして祈るなら、天におられるわたしの父はそれをかなえてくださいます。」(19)と約束されています。この時、重要なのは、「心を一つにすること」、「二人か三人が主の名によって集まる」ということです。今日の私たちも互いに主の名によって集まり、心を合わせて祈ることが重要であることを覚えて祈っていきたいと思います。