8月11日 キリストにあって生きた者として
新約聖書 ローマ人への手紙 6章8節~11節
パウロは,「キリスト・イエスにつくバプテスマ」(2),「キリストにつぎ合わされて」(5)ということから,イエスを信じる者は,十字架上のイエスの死によって,古い,かつての罪はキリストと共に葬られ,今は,イエスが復活されたように,復活のいのちにあって生きる者となり,罪から解放されていることを教えました.パウロは改めて10節で,私たちの古いいのちは,その正当な報いである死をもって終わり,新しいいのちは復活をもって始まっていることを教えています.ここで重要なことは,罪に対しては死に,神に対しては生きていることを認めることが必要なのです.11節「神に対しては,キリスト・イエスにあって生きた者だと,思いなさい」ということは,まず第一段階として,私たちの日々の生活の中で意識されていかなければならないのです.