9月16日 神の御前における契約
旧約聖書 創世記31章36節~55節
ヤコブとラバンとの間に,決定的な対立,争いがおこりかねないと思われた状況の中にあったが,神の介入により,最終的には,ヤコブは石の柱を築き,「この石塚が証拠であり,この石の柱が証拠である.敵意をもってこの石塚を越えてあなたのところに行くことはない.あなたもまた,この石塚や石の柱を越えて私のところに来てはならない」(52節)とする平和の契約を結ぶに至ることが出来ました.長年にわたって,お互いの中にあったわだかまりは,ここに一旦の結論をみることができましt.この一連の事件を通して,明確にされているのは,「神が私とあなたとの間の証人であることをわきまえなさい」(50節)との言葉に集約されているように思います.今日の私たちの歩みにおいても神がご存知で導いておられるお方であることを覚えたいと思います.