9月2日 目を上げて見よ

旧約聖書 創世記31章1節〜16節
ヤコブとラバンの関係は悪化していくことになり,これら一連のことは神ご自身が良くご存知,主の導きのうちに行われてきたことをヤコブは悟り,そして,いよいよ,ラバンのもとを離れ,郷里のカナンの地を目指して出発するように神は言われました(3).特に注目したいのは,「目を上げて見よ.・・・ラバンがあなたにしてきたことはみな,わたしが見た.わたしはベテルの神.あなたはそこで石の柱に油を注ぎ,わたしに誓願を立てたのだ.さあ,立って,この土地を出て,あなたの生まれた国に帰りなさい」(12〜13)と言われているところです.ヤコブのうちに神がどのような時にもご覧になられ,共におられるという明確な信仰が見られるようになっていることです.私たちも神の目がそそがれていることを覚え歩んでいきましょう.

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