旧約聖書 ハバクク書2章5節〜20節
カルデヤ人(バビロン)に対して神が沈黙を守られているように思っていたハバククに対して,神は彼らに対する裁きを示され,やはり高慢さをもって支配しようとする者をそのままにされる方ではないことを示されました.そのさばきは,第一に「とみに執着する者」(6),「他を顧みない自己中心的な安全を確保しようとする者」(9),「不正によって都を築こうとする者」(12),「不正による権力を掌握しようとする者」(15),「偶像礼拝をする者」(19)に対して,やがて神のさばきが行われようとしていることを告げ,それは同時にハバククやイスラエルの民が自分自身のこととして聞き,悔い改めて行かなくてはならないように教えられてのことでもありました.私たちも神の前にへりくだり,どこまでも主に信頼する者となりましょう.