11月17日 私は主を仰ぎ見る
ミカ書7章1節~13節[ビデオメッセージは⇒こちら]
ミカ書6章において、主から厳しいさばきの警告を受けた預言者ミカは、「ああ、なんと悲しいことだ。」(1)と嘆き悲しみます。しかし、彼は、さばきを向けられた民の代表のようにして悔い改め、「しかし、私は主を仰ぎ見、私の救いの神を待ち望む。私の神は私の言うことを聞いてくださる。」(7)と告白し、神のあわれみに期待し、救いを求めて祈りました。
さらにミカは、「私は主の激しい怒りを身に受けている。私が主の前に罪ある者だからだ。」(9)と告白し、民の指導者層から民全体に広がった不正を自らの罪として、とりなしをしていきました。
人は罪に対して、時に傍観者となって目を背けてしまうところがあります。しかし、それでは何の解決にもなりません。罪が示されたならば、いち早く悔い改めることから始めていかなくてはならない一預言者ミカはそのことを私たちに教えてくれているのではないでしょうか。
「しかし、私は主を仰ぎ見、私の救いの神を待ち望む。」(6)というように、どのような場合でも、まず主なる神に向かうことが大切であることを覚えていきたいと思います。